ブログをサボっていたわけでは無いです。
忙しすぎてやばいです、とは言っても来週日本を離れるので
それまでにやっておきたい事がありすぎて忙しいだけなのですが・・・。
ポルシェもやっと細かい部品が届いたので一週間ほぼ徹夜作業で
仕上げました。
空冷ポルシェで困るのが空調、とくに酷いのが暖房です空冷なので
エンジンを冷やす空気をそのまま車内に入れてエンジン通過後の
暖かい空気で車内を暖めるというもの、オイル漏れやブローバイガス
が漏れていると気持悪くなったりします、それを解決したくて今回は
空冷ポルシェに水冷ユニットを使います。
考えたすえ電動ポンプで水を循環させヒーターコアにお湯を送る
ユニットを作りました。
電動ポンプはアメ車の純正ポンプを流用、エンジン側の熱交換は
オイルクーラーを加工して水冷オイルクーラーを製作しています。
これが水冷オイルクーラー
コノオイルクーラーが他のポルシェに付けても平気かは
解りませんがこのポルシェはエンジンが良く組まれているので
油温は激しい走行をしても90度まで上がらないのとフロントに
サーモ付きオイルクーラーを備えているので安全とみなし
こうしました、純正の加工品なので余計なスペースも取りません。
でサイドステップ下にパイプを配管してフロントに持って行き
ヒータコアまで水を運びます、ポンプは純正のエバポの位置
に配置しました。 軽量化を考えてもいるのでホースは極力
使わずアルミでひいています。
次はクーラー側、お客さんの要望で964?993?用のエバポを
純正配置場所に加工取り付けましたブラケット等は溶接にて
シャシに固定しバイブレーションマウントで本体とジョイント。
同じくサイドステップの中にアルミ配管を通しリアに送ります。
そしてリアフェンダーからエンジンルームへアクセスして
エンジンルーム一番奥からコンプレッサーへ向かいます。
通常ポルシェ純正のコンプレッサーも使えるのですが
軽量化のため同容量でも軽自動車サイズの物にしました
ブラケットはピロマウントでターンバックルにてベルトが張れます
純正の機構がカッコ悪かったのでそうしました。
(画像撮り忘れたので後日)
でこれがユニットです、運良くホースサイズがポルシェと共通
でしたのでそのまま繋げました、取り付け場所はマスタシリンダー
の隣に配置しました。
下にあるのが水冷関係のユニットです。
ヒーターはそのままでクーラーだけどうにかしたいという人で
あれば水冷ユニットがある場所に収まるクーラーも作れます。
純正のエアーインテークは使わないのでメクラしました。
純正ユニットは外してしまったのでダッシュ裏は空っぽです
コントロールパネルは純正位置に配置しました、このノブは
一番スタンダードな物で他にも沢山の種類が有るのでお好みで
デザインを変える事が出来ます。
ここだけで全てコントロールできるので純正のような面倒な
温度調整をしなくても良いので楽です。
このような感じでどんな車でもエアコン付けちゃいます
空冷ポルシェの場合は純正を修理するより低コストで最新の
ガスでユニットも新しいのでトラブルも減ります。
では次はアメ車に戻ります。
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